オイル漏れの原因個所
オイルパンを貫通するトンネルのパッキンが劣化してエンジンオイルが漏れていました。
パッキン交換にて修理完了。
その他、車上では交換できないシール類は全て交換します。

エンジンのヘッドナット製作
V12気筒の長いヘッドのエンジンはヘッドの締め付けトルクの管理が重要ですので、SCM435Hにて強化ヘッドナットを製作しました。 
 また、純正のワッシャの強度が足りなく、ヘッドのネジの座面がワッシャごと歪んでいました。 そこでSUS303にて増厚ワッシャを切削加工にて製作しました。
ヘッドの締め付けトルクのかかり方が格段に良くなります。

ノーマルのFW&クラッチ
消耗品のカバーやディスクベアリングなどを見積もると40万円を超えてしまいます。
国産とは桁が違いますね。

OS技研トリプルクラッチ
クランクに取り付け

バキュームニップル取り付け
このカウンタックはインジェクションをウェーバーに変更してありました。
 後々キャブ調整をきっちり行うためにインマニにφ4mmのバキュームニップルを取り付けておきます。
フロー計ではアイドリング時の風量しか測れませんが、バキュームテスターを用いてバタフライの開き始めの過渡期の同調を取るためです。

そこで今回はOS技研のトリプルプレートを組み込みます。
クラッチの踏力も軽くなるしミート感覚も良くなります。
対応馬力も800Ps以上ですので耐久性の面も問題ないでしょう。
純正カバーとディスクを交換する金額でトリプルクラッチが購入できます。 ただし純正のプル式のクラッチをプッシュ式に変更するのでレリーズレーバーのリンケージ変更が必要です。